まぶたのたるみを解消するには
上まぶた・下まぶたともに、そのたるみを解消したいというのは人情というものです。顔の表情筋は意識して使わなければ衰えるばかりです。まぶたのたるみを解消するための方法としては、フェイスストレッチ、目元パック、まぶたのたるみ取り手術などがあります。
簡単なエクササイズでも続けるようにすれば、まぶたのたるみ解消にも効果的です。顔が引き締まり、表情も豊かな魅力的な顔になることができます。フェイスストレッチや目元パックは、予防のためにも重要な役割を果たします。まぶたのたるみは年を取れば、どうしても垂れ下がってたるみとなります。特にフェイスストレッチは日々続けることが必要です。
まぶたのたるみの状態がひどく、視界が狭くなるなど深い悩みや通常生活に支障をきたすようであれば、手術という選択肢も必要かもしれません。しかし、切開などの手術では、傷後や術後の腫れの残るダウンタイムなど、詳しい情報をしっかりと確認して選択しなければいけないと思います。
まぶたのたるみの原因 腱膜性眼瞼下垂症
まぶたが垂れ下がることを眼瞼下垂といいます。眼瞼下垂は加齢によって起こりますが、加齢だけではなく腱膜性眼瞼下垂症の場合もあります。つまり、まぶたの内側に腱膜という膜がありますが、この腱膜の異常の場合があります。
まぶたの奥にある筋肉は、途中から腱膜となります。この腱膜が、まぶたの裏側にある瞼板と結合しています。目の筋肉が収縮しますと、腱膜が引っ張られて瞼板が持ち上がります。瞼板が持ち上がることによってまぶたが開くわけです。ところが、この腱膜と瞼板との結合が弱くなると、腱膜が瞼板から外れたり薄くなったりします。そうなると、目の筋肉をいくら収縮させたとしても、腱膜がすべって、瞼板を持ち上げられなくなり、まぶたが垂れ下がるようになります。これを腱膜性眼瞼下垂症と呼んでいます。
腱膜と瞼板の結合はとてもデリケートです。まぶたをこすることで、結合が外れやすくなります。腱膜性眼瞼下垂症の治療は、腱膜を再建する手術が必要です。
まぶたのたるみを予防するには
まぶたのたるみがあると、どうしても老けた印象を与えてしまいます。目もとのしわや下まぶたにたるみがあると、影ができやすく、寝不足でもないのにクマのように見えてしまいます。まぶたの開きぐあいや目の形などによって、顔全体の表情にもっとも大きな影響をあたえるのが目元です。まぶたのたるみを解消するのにプチ整形などの美容整形によるアンチエイジングは人気がありますが、食生活の改善や疲労、睡眠不足、ストレスや運動不足の解消、紫外線対策など日常生活から顔の肌トラブルの原因を減らすことで、まぶたのたるみ予防に努めましょう。
下まぶたのたるみや目の下のシワは、実年齢以上に年齢を感じさせる大きな要素です。まぶたのたるみなどに見られるように、目もとは加齢による影響を受けやすいところです。まぶたのたるみと言っても、上まぶたにたるみがある場合と下まぶたにたるみがある場合とがあり、人それぞれ悩みも違うものです。
まぶたのたるみの要因の一つとして、加齢により皮膚のハリが減ったり、顔の筋力のバランスが崩れることをあげることができます。また見た目だけではなく、視野が狭くなってしまい、目が疲れやすくなるケースもあります。