スポンサードリンク

地デジのコピーワンス見直し

地デジのコピーワンス見直しをしようという運動が起こっています。コピーワンスとは、地上デジタルやBSデジタル放送などの全てのデジタル放送に、1回だけ録画可能の制御信号を加えて、暗号化して送信するというものになっています。これは不法コピーの対策などを目的にしています。

地デジのコピーワンスは、2004年4月5日より本格に導入されました。コピーワンス信号を付加された番組は、対応メディアに一回だけ録画できます。そのために対応レコーダのHDDからDVDやBlu-ray Discなどに、ムーブすると、HDDに記録したデータは、光ディスクに転送した後、HDD上から消去されてしまいます。

地デジのコピーワンスは、アナログで可能だったダビングが自由にできなくなってしまいます。この地デジのコピーワンスを導入したことによって、デジタルはこれまでのアナログ放送に比べて、逆に不便になってしまうという印象を消費者に持たせてしまうのではないかという意見が機器メーカーを中心に政府に提出されました。

地デジのコピーワンス放送

テレビのアナログ放送が2011年のデジタル放送全面移行より完全に地上波デジタル放送に切り替わります。アナログ録音・録画は何度もコピーを繰り返すと音質や画質が悪くなってきますが、デジタルの場合は劣化することなくコピーできます。そのため、一度しかコピーできない映像がデジタル信号で配信され家庭の映像機器で規制制御されるようになりそうです。

著作権が絡んできますので、音楽映像業界のほうからこういう声が聞こえてくるのは当然の事と思います。海賊版など違法なコピー版を作りやすいわけです。今話題になっているのが「コピーワンス放送」簡単に言うと、デジタル放送で制御信号を送りデジタル録画機器でダビング・コピーは1回だけにしてしまう仕組みのことです。

今までテレビの録画など、例えば友達にコピーしてあげたり、数本の音楽番組を自分の好きなように再録画をしてきましたが、この「コピーワンス放送」では録画は1回だけです。ビデオであろうがハードディスクであろうが録画した物を何度も再録画する事ができなくなります。

凄い技術とは思いますが、今までできたものが規制されるわけですからユーザー側から見れば不満がありますよね。総務省では、「コピーワンス」の見直し検討をしているようですが、一般的にはあまり知らされていないように思います。また、完全に地上波デジタルに切り替わるのですから、今使っているテレビをそのまま利用するには、「地上デジタルチューナー」を買って今のテレビに接続して使わなければなりません。

地デジ移行への対応はお済ですか

最近ではパソコンや携帯でもワンセグ対応(地デジ放送サービスのひとつ)などデジタルチューナーが装備されているものも多くありますが、今の時代、家にテレビが複数台あるのも珍しくありません。「地デジ」という言葉、最近、テレビのCMや雑誌、家電店などでよく見たり聞いたりします。アナログ放送が終わってしまうから、地デジ放送が受信可能なテレビにすぐに買い替えといかないのも消費者の意識としては当然です。

地デジ放送を受信するには、地デジチューナー(受信機)とUHFアンテナが必要です。地デジ移行で、今まで使っていたテレビは見れなくなってしまうのかというとそうではありません。地デジ機能のないテレビを継続して利用するための簡易チューナーを購入したり、ケーブルテレビのサービスを利用することで対応が可能ということです。

地デジへの完全移行が2011年7月24日に迫っていますが、その経過はどうなっているのでしょうか。地デジのテレビ放送が開始した頃は、東京・大阪・名古屋の三大都市圏だけでの放送でした。2007年末までに全国のおよそ9割で視聴可能となっているそうです。地デジ移行は、あとは地デジ放送を受信する側の対応次第といえそうです。

スポンサードリンク
Copyright © 2008 わかりやすい地デジ、コピーワンス入門 All rights reserved.
- ホームページSOS -
inserted by FC2 system