盗聴発見器
最近、精巧な盗聴器が出回っています。たとえば、無線式の盗聴器は、発信機（トランスミッター）という商品名で売られています。電話回線への接続端子やマイクで拾った情報を特定の周波数（3MHz〜3000MHz）の電波に変えて発信します。盗聴者はこの電波を受信機で受信して内容を聴きます。これを盗聴といいます。
盗聴発見器のしくみは、この特定の周波数帯に電波が出ているかどうかを感知するものです。盗聴器に対抗するためには発見器が必要かもしれません。ところが、この盗聴発見器はピンからキリまであって、なかなか素人ではうまくいかないのが現状のようです。盗聴は許されるものではありません。お金を出して盗聴発見器を買うのでしたら、なんとかうまく盗聴発見器を使用したいものです。
高性能な盗聴発見器は、それなりに工夫されているかもしれませんが、廉価な発見器だとなかなか電波に反応してくれないものもあります。また逆に反応がよすぎて、盗聴器でない電波に反応してしまう発見器もあります。これでは盗聴発見器としての意味がありません。
盗聴される前に発見器で防衛
盗聴っていうとストーカーや浮気調査など思い浮かべますが、最近ではいろいろなシーンで盗聴器が仕掛けられているケースがあります。盗聴器にもいろいろな種類があり盗聴器自体をエアコン、テレビ、ビデオデッキ、照明器具等電化製品の中に隠されている場合と、コンセント、ボールペン、電卓等 製品自体が盗聴器の場合があります。
賃貸マンションや中古住宅、マンションも前の入居者が盗聴器を仕掛ける場合もあります。また、恋人同士であれば、彼氏もしくは彼女が嫉妬深い場合、プレゼントにより、たとえばぬいぐるみに仕込み、気がつかない間にぬいぐるみの中に盗聴器が仕掛けられる恐れがあります。
盗聴防衛法ですが、確実、高価でよければ専門業者に依頼するのが一番お勧めですが、数千円程度で専用発見器は発売されています。使い方も比較的簡単だと思います。盗聴器の購入は、ネットやオークション、東京の秋葉原や大阪の日本橋、名古屋の大須などに専門店があり、安く簡単に購入することができます。
盗聴器発見器の購入か業者に依頼するか
盗聴されているかも知れないと不安に感じたときはどのように対処すればよいのでしょうか。ホームセンターなどでは、簡易型の盗聴器発見器が数千円から購入できます。しかし、中にはテレビやラジオなどの他の家電の電波の周波数に反応してしまうものあります。実際には盗聴器を発見することが難しく、ますます不安が大きくなってしまうかもしれません。
それでは、盗聴器を見つける専門の業者に依頼するしかないのでしょうか。一人暮らしの女性にとっては、業者が、男性であることがほとんどだと思いますが、部屋に盗聴器を発見するための機材を持ち込んで、プライベートな部分、例えば下着の入れてあるタンスの中や押入れの中までも調べられ、不快な思いをしてしまうかもしれません。
盗聴器発見器を購入するのか、専門の業者に依頼するのか、どちらにせよ、よく考えてから行動しなければなりません。また、ワイドレシーバーなどと呼ばれる業者が使用するようなものが、秋葉原などで購入できますが、ある程度の専門的な知識が必要ですので素人には難しいでしょう。